発電出力制御
電気は,発電量と消費量がほぼ等しくないとシステムに不具合を生じる。
発電出力制御とは,過剰発電によるシステムダウンが起きないように,予め発電を停止することだ。
関西電力送配電は,関西電力に売電している太陽光や風力による発電会社に,発電停止を指示した。電力の需給バランスは,時間帯にもよるし,日単位で異なるので,今回は6月4日だけだという。
電力不足を理由に,安全性が確認できない原発をなんとしても動かしたい政府は,この事態をどうごまかすのか。
この出力制御は,今回に限ったことではなく,他の大手電力会社でも度々行われている。原発が停止しても,夏場の数日を除いては,電気は余りまくっているのだ。
こういう嘘まみれがまかり通る社会は,どうすれば正常化するのだろうか。