我が家には猫が居る。周りの道路は,1日に3~4台しか車が通らない。周りは林。なので猫は家の中と外を自由に行き来出来るようにしてある。
ペットショップ出身で生まれながらの箱入り猫なら完全室内飼いが良いだろうが,元自由猫をそのように飼うのは虐待だ。猫には猫生の価値観があって,人間の過保護な感情など迷惑なだけだ。
さて,先日,猫ドアから入って来た。猫は足元で寝ている。一瞬間を開けて猫ドアの方を見ると茶色い動物。うちの猫は黒だ。
その茶色い動物は人に気づいたが,ソロソロと進み,ベッドの上に寝そべった。捕まえようと近寄りると,和泉元彌のごとく,またソロ~リソロ~リとベッドの下に移動。そこでくつろいで居るので棒で追い出した。身構えるでもなく,反撃するでもなく,お呼びでない?って顔で開け放した窓から退室。
そう,あれはアナグマさんだ。隣の廃屋で時折見掛けたが,ここに侵入して来たのは初めてだ。ここらには昔からたぬきがよく出るし,たまにハクビシンも出る。ハクビシンは凶暴だ。
数年前だが,2m近く高さがあるウッドデッキにアライグマらしき動物が上がってうろついていた。ペットなのかなんなのか,懐いている感じだ。が,モフモフのその毛は金色だった。アルビノなのだろうか。が目は赤ではなく黒。ブリーチはアライグマ界隈でも流行しているのだろうか。
たぬきは木に登れないのでウッドデッキの上には来られない。やはりあれはアライグマだったのだろうな。写真を撮ったがピンボケで正体までは判らなかった。それ以来ヤツや現れていない。
子供の頃居た狐は,大人になったからは見掛けたことはない。