【難民として,川口市を中心に日本に不法に侵入・滞在しているクルド人の問題】
問題となっているクルド人は,難民として日本に訪れ,却下された難民申請を何度も繰り返すことで,その審査期間を使って長らく日本に不法滞在している。そして,その期間に違法な就業を行っている。一部報道によると,川口市にクルド人国家を設立すると主張するクルド人も居るという。日本に居るクルド人が問題とされるのは,彼らが不法入国者であり,違法滞在者,違法就業者であるからだ。民族的差別はそこにはない。
【言葉の定義】
・難民とは
「人種、宗教、国籍、政治的意見または特定の社会集団に属するという理由で、自国にいると迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れ、国際的保護を必要とする人々と定義」されている(UNHCR:国連難民高等弁務官事務所規定難民条約の第1条A(2))。
・クルド人とは
「イラン系民族で,宗教はイスラム教スンニ派が殆ど。本来の居住範囲はクルディスタン地域(現国名で言うとトルコ・イラン・イラク・シリア)であるが,国を持たない民族として最大の集団とされている。」
クルド人に限らず,人種の定義は難しく諸説あるが,一般的にはクルド人とは上記のように定義されている。
・PKKとは
「アブドラ=オジャラン(現在収監中)を指導者とする『クルド人労働党』と自称するトルコ国に存在する非合法組織で,トルコ政府と40年以上武力抗争を続けている。」
多民族国家であるトルコ国に占めるクルド人の割合は約2割,当初はPKKはトルコからの独立を目指し創設されたが,後に自治権と権利拡大運動へと活動へと移行,武力をもってトルコ政府と対立している。この抗争で少なくとも4万人以上が虐殺されており,トルコ政府や欧米各国によりテロ組織に指定されている。
2025年5月12日に,指導者オジャランがPKKに対し武装解除と解散を呼びかけたことで,2025年7月に入り,休戦が成立し,武装解除が開始されている。この状態が恒常的に保たれるかは未知数だが,建前上はこれで内戦は終結し,クルド人がトルコ政府による迫害を受けることはなくなった。
つまり,2025年7月以降,クルド人難民は存在しない。現在日本で難民申請を行っているクルド人は,全て門前払いする必要が日本政府にはある。そして,申請待機期間を利用して日本で就業しているクルド人や,権利なく生活保護を受けているクルド人は,即時強制送還する必要がある。それが日本国政府の責務である。
私はクルド人に対して偏見はないが,不法滞在者は国の威信を掛けて排除しなければならない。勿論,クルド人だけではなく,支那人や他の外国人も同様だ。ただ,支那国とはズブズブの利害関係にある日本国政府は,違法滞在する支那国人を養護しているので,現状では不法滞在する支那国を排除することは不可能だ。
まだ,それほどの利害関係がないと思われるクルド人から排除するのが手順であろう。繰り返すが,合法的に日本に入国し,滞在し,合法的に就業しているクルド人はその限りではない。問題は人種ではなく,不法であるという点だけなのだ。
知っての通り,日本とトルコは古くから強い友好関係にあるが,停戦合意を受けて,トルコ国大統領は,日本に不法滞在するクルド人を強く非難し,自国に帰るよう声明を出している。
責任は,入管なのか警察なのか自公政府なのか官僚にあるのかは知らないが,独立した一国が,国たる体を保つためには,不法入国者や違法滞在者は断固として排除しなければならない。なしくずし的不法滞在者が増え,発言力を持つようになると,移民という名の不法侵略者に日本は滅亡させられる。
米の値段に文句をいうのも大切だが,もっと大切な海外からの侵略に声を挙げねば,あなたの孫子に日本は渡せなくなる。武力による戦争だけが侵略ではないので。ウイルスのように知らぬまに体内に侵入し,或日突然,病を発症させる。そんな侵略もあるのだ。日本はあらゆる部分で茹でガエルになってしまっている。いい加減目を覚ませ。もう茹で上がってしまう日は遠くない。